梶取崎

梶取崎から灯明崎にかけては黒潮洗う海食崖や岩礁が続き
変化に富んだ自然海岸が太平洋の雄大な眺めとあいまって
見事な海岸美を造りだしています。このすぐれた景観の地は
吉野熊野国立公園の特別地域に指定されています。


梶取の磯

梶取崎の下に下りれば磯場があります。色々な貝がとれます。
許可をとればとこぶし(こちらでは流れ子)などもたくさんとれますが
岩が大きいので男二人位で岩を起こさなければ
とこぶしはとれません。(潜れば別ですが)


梶取崎鯨供養碑

太地の先人達は古くから捕鯨業を営み更にこれを継承して
今日に至っています。日本捕鯨発祥の地として広くその名も
知られるようになりました。鯨はまた国民生活に大きくかかわって
きましたので、このように鯨魂供養の為、年に一度大きく鯨供養を
執り行い鯨魂の永く鎮まるようお祈りします。


継子投げ(梶取崎よりスグの所)

昔からの言い伝えですが、その昔、継母が幼いあかんぼうを
断崖絶壁のこの場所から投げ落としたという伝説が残っています。
(先に見えている見晴台がその場所です)